『内向型を強みにする』は独り好きで引っ込み思案な人のバイブルだ!

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人間には、2つのタイプがある。

「外向型」と「内向型」だ。

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Book info

amazon.jpより引用

内向型を強みにする~おとなしい人が活躍するためのガイド~

著:マーティ・O・レイニー

訳:務台夏子

ISBN:9784775941157

「内向型」ってどんな人?

大づかみに内向型人間はいったいどんな人なのか?

簡単にまとめておく。

内向型人間の性質リスト

以下の特徴の中で、自分にあてはまるものが多いほど内向型に近い。

  • 自分ひとりか、二、三人の親しい友達とくつろぐほうが好ましい。
  • 無口で冷静に見え、観察するのが好きである。
  • せかされるのは好きではない。
  • たくさんの情報を取り込んだときは、整理するのにしばらく時間がかかる。
  • 仕事に締切や緊急性があると、不安を感じる。
  • 怖くて折り返しの電話をかけられないことがよくある。

「内向型を強みにする」より引用(一部抜粋)

どうだろうか?

自分は、本書の「内向型の人がもつ性質のリスト」

にかなりうなずけるものが多かった。

きっと上に紹介したリストに、共感できる人がいるだろう。

そんなあなたは、おそらく「内向型」の人間だ。

「おとなしくて、一人が好き」?

これはあくまでも世間一般のイメージだと思う。

僕も本書を読むまでは、「内向型」と聞くとこの性質が浮かんできた。

しかし、本書を読むと、その考えはイメージにすぎないとわかった。

科学的根拠に基づいた、内向型人間の本当の性質が紹介されている。

この”科学的な分析”こそ、本書の特徴だと思う

内面と深く向き合える

内向型人間は「長い神経回路をもつ」そうだ。

それゆえ、情報の処理には時間がかかる。

内向型人間が「慎重」「処理が遅い」なんて言われるのは、これが原因にある。

だが、別に悪いことではない。

情報処理が遅く、慎重とは

言い換えれば

自分の経験や体験から形作られた、

自分にしか見えない内面としっかり向き合っているのだ。

むしろ内向型の強みの一つと考えられる。

細かいことによく気づく

内向型人間は「ドーパミン感受性」が、一般の人に比べて強い傾向にある。

そのため、外部の刺激により敏感なのだ。

悪く言えば「刺激過多を好まない」

すぐに外へ向かう心の扉を閉ざしてしまうのだ。

しかしながら、「高いドーパミン感受性」はいいことも生み出している。

それは

他人が気づかないことによく気づく

ことだ。

普通の人なら感じないことにも、目が届く。

これも、内向型の強みのひとつだといえる。

「狭く、深く」高い集中力をもつ

内向型の人は、長い思考回路を武器にして

ある一つのことに対しては、非常に高い集中力を発揮する。

外への視野が広がりにくい分、物事の内面にとことん踏み込んでいけるのだ。

これは内向型の人間にしかできないことだといえる。

内向型と外向型のちがい

ここまでは「内向型」にだけ、スポットを当ててまとめた。

それでは「外向型」と「内向型」のちがいは、具体的にはどんなものがあるのだろうか?

特徴的な表現と、巧みな具体例で

説明されていた本書を引用しながらまとめていく。

「バッテリー」と「ソーラーパネル」

1つ目のちがいは「エネルギーの取り込み方」にある。

本書では

内向型人間 = バッテリー
外向型人間 = ソーラーパネル

というたとえが用いられていた。

つまり、

内向型人間はエネルギーの保有者

外向型人間はエネルギーの生産者

であるということだ。

内向型人間は、自分の内面と向き合い、外部からの刺激を受けることでエネルギーを蓄えていく。

自発的にエネルギーを生む必要は無いが、エネルギーの生産者と余剰エネルギーの放出が必要なのだ。

外向型人間は、どんどん外部と接触し、コミュニケーションをとりながら外部へエネルギーを発信していく。

エネルギーは生み出せるが、受け取ってくれる相手が必要である。

刺激は好きか、嫌いか

先ほど紹介した通り、内向型人間はすぐに「刺激過多」と感じてしまう。

それに対して外向型人間は刺激を好む

自分より外の世界と積極的に関わっていき、どんどん行動するのだ。

興味のあることに手を出し、コミュニケーションを苦にしない。

(内向型人間とは反対で、短い思考伝達回路を持つが、ドーパミン感受性は低い)

「広く浅く」「狭く深く」

内向型人間は「狭く深く」考えることが得意だ。

それに対して外向型人間は「広く浅く」思考を巡らせることが得意なのだ。

自分からアクションを起こし、興味のあるところへ次々と手を出すので

一つのことにじっくりとは取り組みづらいが、幅広い視野を持っている。

相互に助け合って生きている

ここまでで2つのタイプのちがいを紹介した。

もう気づいた方もいるかもしれないが、内向型と外向型は

「互いに弱みを補完できる」

性質を持っているのだ。

たとえば、エネルギーの取り込み方についていえば

外向型人間はエネルギーを内向型人間に受け取ってもらいたい

内向型人間外向型人間からエネルギーを取り込みたい

こんな関係が成り立つ。

この世の中はたしかに「外向型人間」中心でまわっている。

しかしながら、内向型人間がいなければこの世界は成り立たないのだ。

外向型と内向型は、互いに支え合うことで生きているのだ。

内向型の強み

ここまでまとめてきた内容を踏まえて、

内向型人間の強みは

忍耐力・自由な発想・集中力・創造性をもつ
経験していることを深く思慮する能力を持つ
外向型の人が気づかないことに気づける

この3つにまとめられる。

ではこれをどのように生かしていけばよいのだろうか?

内向型が活躍するために

本書では内向型人間が活躍するための方策がたくさん紹介されている。

そのうちで特に印象に残ったものを、抜粋して紹介しておく。

休憩をうまくとる

まず必要なのは、自分を甘やかす「長めの休憩」である。

内向型人間は、スローペースだ。

しかも自分の内面と向き合う時間が多い。

それゆえ(意外にも)自分の働きに不満を持ちがちなのである。

そんな不満から、短い休憩しか取れない人がたくさんいるそうだ。

生涯を通じ「過負荷」の状態になってしまっては、生産性も下がり寿命も縮まってしまう。

自分なりの「休息日」や1~2時間の「休憩」をうまく作れば、生産性が上がり、それによって新たな発見が生まれるかもしれない。

友人を持つ

内向型人間は、内部の思考や感情に精力を注ぐ。

そのため人とのつきあいをあまり必要としないのだ。

だからこそ、著者は「友を持つべきだ」と述べている。

内向型の人はしばしば孤立していると感じ、ときとして孤独を覚える。・・・

多くの友を持つことはまた、人生に趣を添えてくれる。・・・

いろいろなタイプの友が必要であるもうひとつの理由は、精神的支えの保険となる・・・

「内向型を強みにする」より抜粋

もちろん一人でいる方が楽かもしれない。

自分は、一人の時間が好きだ。

多くの人と長時間過ごすと、息苦しさを覚えることもある。

この状況だけ見ると、友人なんて1人や2人いればいいように思える。

だが、幅広い友は、内向型人間の生涯を支えてくれる。

一人ではどうにもならないことが、人生には必ず起こるのだ

環境を工夫して、よりよい空間作り

内向型人間は刺激過多を嫌う。

これは先ほども紹介した「ドーパミン感受性」に起因する。

内向型人間はこれが高い。

刺激過多をうまく和らげるためには

よりよい空間づくりが不可欠だ。

  • リラックスできる香り
  • 心が落ち着く灯り
  • 好きな音楽
  • ほどよい静けさ
  • 居心地のいい椅子

こんなふうに調和のとれた空間づくりの工夫は、たくさんおもいつく。

大事なのは五感への刺激。これを自分好みに調節するのがいいのかもしれない。

とにかく自分専用の場所を作ることが、活躍への第一歩だ。

生きるよすがとなる言葉

本書の最後に、内向型の人間の励みになることばが

紹介されている。

これは自分のような内向型人間には、かなり響くことばなのでそのまま引用する。

遊び心を持とう

休憩をとろう

自分の内なる世界のすばらしさを認めよう

誠実であろう

好奇心を持ちつづけよう

協調性を保とう

孤独を大いに楽しもう

感謝の心を持とう

あなたでいよう

そして、あなたの光で世界を照らそう

「内向型を強みにする」より引用

このことばが響いた人は、

この本を読んでみよう。

きっとおとなしいあなたにも

生きる勇気が湧いてくる。

そして「内向型」であることに誇りが持てるようになる。

すべての内向型人間に幸あれ! 

「内向型を強みにする」より引用

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