礼文島サイクリング&トレッキング|最北端の有人島の自然を満喫する【2018北海道自転車旅】

利尻島からハートランドフェリーで

北の果ての有人島・礼文島へ!

ウニむき体験、空色の海が見える「スカイ岬」

魅力たっぷりの礼文島

1日目は自転車で、2日目はトレッキングでめぐってきました。

1日目:島の自然を自転車でめぐる

1日目は自転車で

2つの岬をめぐりウニむきを体験する

という自然豊かな島ならではの体験ができました。

ゆったりとした時間の流れるこの島は

自転車で走るだけでも、リフレッシュになりました。

朝からウニむき体験

緑が丘公園キャンプ場を朝早く出発

公園からは前日に堪能した利尻富士がうっすらと見えています。

相変わらず美しいシルエット。。。

そして最初に向かったのはウニむき体験センター

北の名産品・ウニを自分でむいて
生のとれたてウニをその場で食べることができます。

トゲットゲ、自分でむけますよ

インストラクターのおじさんが丁寧に教えてくれるので、それにしたがってむいていきます。

バカッと割って身をこそいで網の上ですすいで・・・

はい!とれました!

漁師さんみたいに綺麗にはとれず・・・身が小さい(^^;)

でも食べてみると、ちゃんとウニの味!しかも濃厚

小さくてもウニはウニなんですね。

朝から贅沢な補給をいただきました。

北限の岬・スコトン岬

島の東側を北上し、次に向かうは

島の北限「スコトン岬」

天気は・・・イマイチですが
いちおうここが礼文島の最北限

トイレも最北限(最北端ではない)

「スコトン岬」の標木には面白いものが埋まってます。

よく見てみると・・・

1円玉がびっしり!

木の割れ目に誰かが差し込んだのでしょうか。

便乗するかのようにたくさんの1円玉が刺さってます。

中には腐食してひん曲がったやつも・・・

全部合計したらどのくらいの金額になるんだろう・・・?

スコトン岬に行ったらあなたの1円玉、差し込んでみてはいかがでしょう?(謎

スカイブルーが美しい「スカイ岬」

スコトン岬に行ったら、こちらも忘れずに行っておきたい

澄海岬(スカイ)岬

スコトン岬から坂を登って下って(岬に行くには急坂はつきものです、つらい)

駐車場に自転車を置いて、岬まで遊歩道を上ります。

岬までは少々歩かないといけません。

スカイ岬は海の青が美しいことで有名だそうで・・・

曇っていたのにこの景色

海食崖に囲まれた青い海がきれい!

絶壁・・・

そこに咲き誇る花も美しい(名前はわからない)

スカイ岬の足下には小さな漁港があります。

そこにある出店でいただいた

たこ天ぷら
揚げたてあつあつでおいしい!

ごちそうさまでした。

このあと礼文島の食堂「双葉食堂」でカツ丼。

離島の食堂ということで、食料調達が大変そう・・・

この日は食事が出てくるまで1時間近く・・・
ですが味は期待以上!

甘めの味付けでおいしいカツ丼でした。

>>>食べログ「双葉食堂-礼文町」

2日目:礼文林道トレッキング【礼文滝コース】

2日目は自転車を置いて礼文林道を歩いてみました。

自然の中を本格的にトレッキングするのは人生初の体験、けっこうきつかったのですが高緯度地方ならではの植物の中を歩くのは新鮮で楽しい!

ちなみにSPDシューズで歩きました(アホ
本音を言うと、ちゃんとしたトレッキングシューズで行きたかった。

「海鮮処・かふか」のホッケがうまい

トレッキングの前に、地元のおいしい海鮮で腹ごしらえ。

香深港フェリーターミナルのそばにある

「海鮮処・かふか」

漁協直営のお店で新鮮な魚が食べられます。

ここでチョイスしたのは「ホッケ塩焼き定食

どうですか!このボリューム

ホッケは脂のりがバツグンでサイズもビッグです。

一口食べると、脂の甘さが際立ちまくり

新鮮さが食べただけでわかりました、うまい!

おなかいっぱいになりました。

>>>食べログ「海鮮処 かふか」

しっかりエネルギーを蓄えて、歩きます。

林道は島特有の高原植物が咲き乱れる

林道までの入口までは自転車で上がって
そこからは徒歩で礼文滝を目指します。

全行程14km、プチ冒険です。

天気は昨日から相変わらず曇りですが
それはそれで幻想的な雰囲気

雲がすぐそこまで降りてきています。

林道に入ってすぐに目に入ったのは

咲き乱れる高原植物

林道入ってすぐの標高はそこまで高くはありませんが

礼文島は緯度が高いので、自然環境的には本州の高原と同じような具合だそうです。

なので本州の平地では見られない島特有の植物が咲き乱れていました。

こんなのは生まれて初めて見ます、胞子とか飛ばしそう?

さらに奥へと進んでいきます

道はジャリ道、荷物を置いて自転車で突っ込んでも面白そうです。

(帰りにジープとすれ違いました、運転手のオッチャン楽しそうだったなあ)

礼文滝までは険しい道のり

礼文林道入口から歩くこと5kmほど、

小一時間歩いてようやく礼文滝の分岐にたどり着きました。

ここまでは多少のアップダウンと
ジャリ道で比較的歩きやすい道でしたが、

分岐から先はいよいよ本格的なトレッキングです。

SPDだと結構しんどい。

序盤1kmぐらいはこんな感じ

頭の上を優に越えるような高木が立ち並ぶ狭い道です

途中には沢渡りも・・・
冒険気分が高まります。

キノコ。色がスゴい。

残り1kmに到達すると、一気に高度を上げて開けたところに出ます。

この景色!まさに異世界。

かなり高いところにいます。

岩にはびっしりと低草が生えています。
段ボールでシューって滑るやつ楽しそう(謎

この高いところで少し休んでいきます。

先には滝っぽい景色が見えます。

島の西側、日本海側へ進路をとっています。

再び高度を下げていきます。

結構な坂を下ります、SPDで頑張りますよ。

下りきったら川が現れます、この川がそのまま滝に注ぎ込んでいるのです。

危ない橋、こわッ(゚Д゚)

道なき道を進む、断崖絶壁の箇所もちらほら。

滝っぽい?でもまだ道は続きます。

そして分岐から歩くこと小一時間、ついに滝が姿を見せます!

礼文滝と大荒れの日本海

おお、思っていたよりも迫力のある滝!

むきだしの黒い岩肌を伝う山からの水

そのまま日本海へ流れていきます。

今日の日本海は大荒れ。白波が立っています。

達成感に浸りながら、海を眺めて補給を食べます。

なんかいい雰囲気だったので

手持ちのPENTAXの写真も撮ります。

さすがアウトドアカメラ、様になりますね。
カタログとかで見たことある写真です。

日帰りで楽しめる本格トレッキング

林道入口から礼文滝到着まで2時間ほど。

結構疲れました。

当初思っていたよりも本格的なトレッキングで驚きました。

総計4時間、距離にして14km

礼文島に咲き誇る高原植物と手つかずの貴重な山の景色

に圧倒されたトレッキングになりました。

そしてそしてこの礼文島トレッキングで、山歩きの楽しさがほんの少しだけわかった気がします。

山歩き・山登りにハマりそう。

ちゃんとしたトレッキングシューズが欲しくなりました。

まとめ:貴重な自然を肌で感じた2日間

礼文島を2日間、じっくり味わいました。

天気が悪かったのが唯一の心残りですが

礼文島の貴重な自然を、歩いたり自転車で走ったりしながら楽しめた充実の2日間でした。

礼文島は稚内からはハートランドフェリーでサクッと行けます。

道北観光のついでに、礼文島の自然がオススメです。

それでは

タケでした!

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