【ゆったり瀬戸内】松山・小倉フェリー「くるしま」二等席乗船記(臨時ダイヤ便)

3月下旬,春分の日に小倉から松山まで,

愛媛・石崎汽船(伊予鉄グループ)が運航する
松山・小倉フェリー」に乗ってきた.

(春の九州ツーリングにて,最終目的地・博多に到着したあとの話:時系列がずれているのは僕が更新をサボったからです.ごめんなさい)

船が定期検査中のときは「臨時ダイヤ」で運航される松山・小倉フェリー.

臨時ダイヤは
小倉:昼発_松山:夜着
昼行ダイヤとなる.

そんな臨時ダイヤの松山・小倉フェリー「くるしま」,
まったり2等席乗船の記録!

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松山・小倉フェリー乗り方

松山・小倉フェリー

小倉港にある待合室と乗船口

今回は小倉から松山観光港まで,自転車と一緒に乗船.

ネット予約→チケット発券(小倉港乗船窓口)→自転車積み込み→乗船!

この流れで乗船することができる.最近のフェリーはネット予約が当たり前になってきた.便利になったなあ.詳細を以下にまとめておく.

乗船した便「くるしま」

松山小倉フェリーは基本的に1日1便運航.

小倉港と松山観光港とを,7時間5分で結ぶ.

航路を瀬戸内海にとるため,非常に揺れが少なくて快適なのが特徴.

松山・小倉フェリー「くるしま」【臨時ダイヤ昼行便】

小倉 13:20発→(7時間5分)
松山観光港 20:25

就航中の船が定期検査でドックに入っていたため,臨時ダイヤでの運航便.

松山・小倉フェリーは,定期的にこの臨時ダイヤが組まれる.乗船の際はインターネットで通常ダイヤなのか臨時ダイヤなのかをしっかり確認するのがオススメ.

ちなみに通常ダイヤの時刻は以下.

小倉 21:55発→
松山観光港 05:00(翌朝)着

二等[等級変更]旅客+自転車(学割)

座席の予約はインターネット予約ページ(松山・小倉フェリーホームページ内)から行った.(座席番号は予約窓口にて指定される)

電話でも予約することができるけど,インターネットの方が手軽で便利だ.

ネットでは当初「二等寝台」を予約していた.

しかし,昼行便で7時間なのにわざわざ寝台座席を予約する必要はないな~と思って「二等」へ等級変更した.

小倉港・松山小倉フェリー乗船窓口

等級変更は小倉港の乗船窓口で行った.
インターネット予約でも乗船前に乗船券発行が必要だからだ.

「予約していた(タケ)という者ですが~予約番号は・・・(予約が確認されたら)二等寝台から二等へ等級変更お願いできますか?」

「ハイ,大丈夫ですよ~」

二等でも割と空席が多いみたいで,こんな感じでサクッと等級変更できた.特に手数料も必要なかった.

料金は

普通運賃(二等,学割)+自転車=5,950円

だった.

窓口で学生証を見せれば旅客運賃2割引が適用されて安く乗船できる.

鉄道で九州から四国・松山へ移動するとなると,
岡山までぐる~っと回らなければならない,したがって鉄道はかなり割高に感じてしまう.時間はかかるけど,瀬戸内海短絡ルートをとれるフェリーは安上がりだ.

 

ちなみにこの料金は2019年3月時点での料金.
最新の料金表はホームページを参照.

料金表|松山・小倉フェリー株式会社

自転車を船に積み込む!

自転車料金を支払い,乗船券を発行した.

自転車の場合,乗船券といっしょにタグのようなものを渡される.これを自転車につけて車両甲板へ乗せるのだ.

松山・小倉フェリー乗船

あとは船に乗るだけ!

出港30分ぐらい前に,車両の列右側に並ぶ.

松山・小倉フェリー乗船

「車両」としての乗船,長い列をなす乗用車の横に自転車でしゅーっと進んで行く.なんか面白い.

先に車両がある程度甲板へ入っていく.自転車の僕は入口手前でしばし待つ.

フェリーの横で釣りしてるオッチャン.こういう景色を見ると,瀬戸内海だなあ・・・って思う.

なんか釣れるのかな.

「くるしま」の前に停泊中の船舶.

電車とは違って,なんというかゴチャゴチャした感じが堪らなくカッコイイ.

 

そんな風景を見ながらぼんやり待っていると,係の人がどうぞ~と案内してくれた.大きな入口から入っていく・・・このワクワク感,たまらない.

松山・小倉フェリー乗船

甲板にて,サイドバックを外した僕の自転車は係の人の手によってがっちり固定された.観光港までしばしのお別れ.

僕もそろそろ船室に乗り込むことにしよう.

「くるしま」の船内

石崎汽船が運航する「くるしま」は,前身のフェリーさんふらわあ時代に造られた船舶.

兄弟船の「はやとも」も同じ.したがって船内には一昔前の雰囲気が漂う.

「古い」という見方もできるけど,かつて存廃の危機に立たされた(参考:松山~小倉間のフェリー航路の存廃問題[外部サイト])ことを考えると,そういう見方をするのはちょっと失礼だ.

実際に乗って見ると十分快適だし,旅情満点のいいフェリーだった.

客室(二等)

松山・小倉フェリー二等席

「くるしま」の二等席.

一人が寝るのに必要な最低限のスペースと,寝具類一式が揃えられている.

物置,衣類・タオル等をかけられるフック等も備えられていて,なかなか快適だ.

ちなみに二等船室内は,5割も埋まっていない感じだ.

1ブロックに乗客が1~2人で,ガラガラ状態.

船室によっては大学生の部活で集団乗船していてそれなりに人がいる部屋もあったけど,だいたいの船室は空いていた.

出港まで隣はだれも乗ってこなかったので,サイドバッグは隣のスペースに置かせてもらった.

船内設備

松山・小倉フェリー

荷物を整理して,船内をぶらぶらしてみる.

まずは船室中央.売店やフリースペース・自動販売機・フロントが設置されているエリア.

松山・小倉フェリー

売店には,ソフトドリンク・アルコール飲料・おみやげ・簡単な食事・おかしが陳列されている.

フェリーの売店は基本的に割高で,この松山小倉フェリーも例外ではない.

昼行便で運航時間は7時間のため,食事はそこまで多くない.

カップ麺や菓子パンがせいぜいだ.

もし船内で食べるのであれば地上から持ち込むのが賢明だと思う.

 

ちなみに通常ダイヤであれば,軽食堂がオープンするらしいけど

臨時ダイヤの昼行便では,軽食堂は閉鎖されていた.残念...

松山・小倉フェリー

売店のあるスペースから,二等寝台・二等席の方を眺める.

「二等寝台室」の字体といい,床の感じといい,雰囲気は一昔前のフェリーだ.

これはこれでいいんだけどね.古いモノは味があっていい.

松山・小倉フェリー

甲板にも上がれる.

甲板からの写真は後ほど紹介…

松山・小倉フェリー 松山・小倉フェリー

お昼を食べていなかったので,カップ麺の自販機にてカップヌードルを購入.

売店でお水とあんぱんも買った.

軽食堂は閉鎖されているけど,湯沸かし器が設置されていてカップ麺は食べることができる.

船の上で食べるカップ麺は格別うまい!

松山・小倉フェリー

船内浴室もある.

昼便だから閉まってるかもな~

と思ったけど,15時から入浴することができた!

博多からの輪行ですっかり汗をかいてしまったので,これはありがたい!

さっそく入浴.

浴室内は浴槽が一つと洗い場が3,4つあったかな.夜便だから窓はなくて,銭湯よりもうちょっと小さいぐらいのサイズ感.

昼便だからか貸し切り状態,めちゃ気持ちよかった.

デッキからの風景

瀬戸内海は内海なので,太平洋や日本海に比べると穏やかだ.

今日は天気がよくて風も穏やか.

波はほとんど立っていない,さわさわと海面が風にそよいでいる.

松山・小倉フェリー

小倉港をゆっくりと離岸していく.

海風が気持ちいい.

小倉港に停泊中の海上保安庁巡視船「PL09-くにさき」

海上保安庁の巡視船は,フォルムがカッコイイと思う.これぞ船っていう感じがする.

 

小倉を出発するとすぐに関門海峡を通過.

関門橋を真上に見ることができる.

松山・小倉フェリー

うお~…デカい!

太平洋フェリーが名古屋フェリー埠頭を出港するときにも,伊勢湾岸道の下をくぐるけど

それに勝るとも劣らない迫力だった.

松山・小倉フェリー

遠目から眺める関門橋,美しい橋だなあ.

 

関門橋をくぐったら,あとはひたすら瀬戸内海を巡航.

夕方の周防灘,伊予灘を進んで行く.

めちゃくちゃ波が穏やかで予定よりも早く着きそうな感じだ.

松山・小倉フェリー

デッキからは石崎汽船のトレードマーク,まるいちを見てから船室へ戻った.

松山観光港着岸

二等船室の布団の上で

ゴロゴロしたり

本を読んだり昼寝したりして過ごした.

 

そんなこんなで夜になって,周りはすっかり暗くなっていた.

暗闇のデッキに出てみると,船が発する重低音と海風だけが五感に訴えてくる.

19時45分.

そろそろ下船の準備をしよう.

船内では定刻通りの到着である旨が放送されていた.

 

重たいサイドバッグを両手に提げて,甲板へ降りる.

久々に愛車と対面,固定紐をほどいて車両に続いて下船.

松山・小倉フェリー

観光港に停泊中の「くるしま」.

こうやって見ると風格あるなあ.

松山観光港

夜の松山観光港.

このあと親に迎えに来てもらって帰宅した.観光港周辺はフェリーが到着したにも関わらず閑散としていた.昔はもっともっと栄えていた気がするのは記憶違いかな..三津とか高浜は一大港町だったはずなのに,人口減少の波はもうすぐそこまでやってきているのかもしれない.

まとめ:ちょうどいい距離の船旅

松山・小倉フェリーは乗船時間7時間,長すぎず短すぎずでちょうどいい船旅だった.

時間はかかるけど,鉄道や車なら広島・岡山まで遠回りしなければならないことを考えるとフェリーは割安だと思う.九州から四国へのアクセスはフェリーが便利だ.

運航を引き継いでくれた石崎汽船に感謝.

これからも地元の瀬戸内地域発展のために頑張って運航を続けて欲しい!

 

以上!松山・小倉フェリー乗船記でした.

【その他のフェリー乗船記はこちらから】

Tag:フェリー@じててつログ

フェリーに乗る前は,自転車で九州を旅してました.

【まとめ】2019春九州自転車旅|春の絶景と出会う旅~鹿児島_熊本_阿蘇_別府_博多

このブログを書いている人

タケ

「タケのじててつログ」の運営者。旅をするのが好き。手段は主に自転車・鉄道。PENTAX一眼レフユーザー。工学部で電気のことを勉強する理系大学生。

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