中央本線まわりで名古屋から東京へ行ってみる(後編)【関東18きっぷ旅②】

これまで乗ったことのなかった

首都圏の在来線路線の鉄道に乗りに行きました。

1泊2日で乗れるだけ乗ってきました。

ただ東京へ東海道線で行くのでは面白くないので、中央本線まわりで、しかも普通列車で東京まで行ってみました。

※当記事は後編です。前編を読んでない方は以下からどうぞ。

中央本線まわりで名古屋から東京へ行ってみよう(前編)【関東18きっぷ旅①】
18きっぷ片手にめざすは大都会東京。中央本線の普通列車を乗り継いで名古屋から東京への乗車記録(前編)

旅の記録

当記事では

1日目その2:中央本線
(甲府→大月→高尾→東京)

を紹介します。

甲府からだんだんと都会へと移り変わる車窓が楽しい、中央東線です。

E233系も登場。いよいよ首都圏に来ました。

信玄餅パンを携えて出発

甲府駅近くで昼ごはんを食べて、

次の電車の発車する前に駅に戻ってきました。

ここから甲府駅を出発して、東京に向かいます。

発車まで時間が合ったので、せっかくだから甲府駅の中をうろうろしよう

と思い駅ナカのお土産屋さんを物色。

ここ、甲府駅は信玄餅で有名です。
きな粉と黒蜜のハーモニーが絶妙なあのお餅

それゆえいたるところに信玄餅が売られています。

買っていって電車の中で食べようかな~とも思いましたが

そういえば今回は鈍行の旅。

鈍行には、特急列車みたくテーブルが無いので、
車内で食べると大惨事になりそう。

ということでなにか代わりになるものはないかな・・・

見つけたのがコレ。

「桔梗信玄餅パン」

最初目に入ったときは、

あの餅をパンに挟んじゃうのか!?

と思ってしまいましたが、

どうやら揚げパン風で信玄餅をはさみ、黒蜜ときな粉で味付けがされている、
正真正銘の信玄餅をはさんだパンのようです。

安かったので思わず買っちゃいました。

これなら車内でも食べられます。

甲府駅から大月へ

身延線に入線しているのは313系

ここからはまた普通列車にゆられて、高尾駅を目指します。

 

入線してきました。

もうおなじみの長野カラー211系です。

この区間は、高尾駅まではまだまだ山がちで

平野が少ないです。

お昼も食べて、お腹いっぱい。ぼんやり車窓を眺めながら。

列車は快調に進みます。

 

長い長い笹子トンネルを越えれば、大月駅に到着します。

大月駅に停車中。

昼下がりのホーム

特急列車「あずさ」が通過するようなので、

待ち時間で撮影してみます。

E257系です。

通過するE257系あずさ

この車両もいずれE353系に置き換えが進んでいきます。

昔の主力車両がどんどん新しい車両に置き換わっているので

乗れる列車は乗れるときに乗っておきたいと、最近思います。いなくなってからでは遅いんですよね。

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外国人から質問された

さあ写真も撮ったし、ぼちぼち車内に戻るかと思っていたら

外国人の家族の父親に話しかけられました。

スミマセーン(時刻と車両の書かれた予定表を指して)タカオ駅に行くには、あずさ○号にのればいいですか?

そうですよ、(掲示板をさして)次のあずさに乗ればいけますよ、こっちのホームから出発します

18きっぷでもOK?

(ン・・・?18きっぷで特急?)

(゚Д゚)それはだめです!
(外国の旅行会社は、18きっぷで特急乗れると思ってるのか・・・?)

(自分の乗る車両を指して)これならOK!

お~!アリガトウございます

(^^ゞ

アラブ?インド?系のその父親は家族の方に戻って行きました。

春休みに家族で日本へ旅行に来たのでしょうか。
しばらくするとまた別の人に確認をとっていました。

無事に観光を続けてほしいな。

そんな一幕を終えて、列車は出発。

 

しばらく乗車すると、高尾駅に到着です。

いよいよ東京通勤圏へ・中央線に乗車

東京の入口高尾駅

高尾駅に降りてみると、先ほどの外国人家族も車両から降りてきました。
どうやら無事高尾駅に着けたみたいです。
(よかった(^_^)b)

高尾駅からは中央線快速列車に乗車です。

ここからは列車の本数が増えて、時刻表はもはや不要になります。
そのくらい列車がバンバン来るんです。

 

乗車してすぐの八王子駅では、ホームに停車中のE353系が見れました!

思わず車内からパチリ。

車掌さんカッコイイ!

鮮やかなラインと近代的なデザイン

が目を引く、カッコイイE353系。

いつか乗ってみたい!

網の目のように張り巡らされた路線網

車内の案内表示や路線図を見ると、

ああもうすぐ東京だなあって
感じがひしひしと。

 

東京圏(首都圏)の路線ネットワークは複雑すぎて、解読不能です。。

 

列車は高尾駅を発車して、立川、国立と東京西部の郊外地区を快走します。

先ほどまでの中央東線に比べると、平野・住宅地が増えてきました。

いよいよ都会に戻ってきた感じ。

静岡・神奈川と比較的
郊外寄りの地区を走行する東海道線との違いは、

田舎から都会へ出てくる感じがあるところですね。

小腹が空いたので、車内で先ほど買った信玄餅パンをいただきます。

これ意外とイケる!
揚げパンで挟んでるのがイイですね。

黒蜜ときな粉、そしてモチモチ信玄餅と絶妙にマッチしてます。

 

ひとりで午後の車内で、旅先の名物を食べる
これぞまさに18きっぷ一人旅って感じ。

立川駅

国分寺から「中央特快」

国分寺で一旦下車してみます。

先ほど乗車していた快速でも東京へ行けますが、

中央特快」に乗ってみたい。

ただそれだけの理由で乗り換えます(笑)

E233系

駅の案内表示には、列車が今どこら辺にいるのかが表示されます。

こういうのは都会の路線の途中駅ならではだと思います。

利用者にはわかりやすい表示が追求されている感じ。

 

中央特快を待つ人の列は、到着が近づくほどにどんどん増えていって
列車到着時はかなりの人数に。

到着した中央特快に乗り込むと、車内は凄まじい混雑。

日曜日の昼間なのにこの混雑っぷりはスゴい。。。

通勤ラッシュとかもっと激しいと思うと、サラリーマンがどれだけ憂鬱なことか。

 

で、気がついたら東京に着いちゃいました。

日本のターミナル駅・東京

JC01!

おおおおお!ついに「東京」の駅標!

いよいよ日本の首都に

名古屋から鈍行でやってきた!

東京駅の壁面。

ホームからコンコースへ降りると、ものすごい人。

これが東京駅かっ!
と独りで興奮しながら

一旦東京駅の全貌を見るべく外へ出てみます。

見たことある!!この景色!

歴史ある東京駅の前面です。

レンガ造りと洋風な雰囲気が素晴らしい、日本の玄関口。

それにしても人が多い。

駅前広場はかなり広いんですが、それでも人口密度は高く感じます。

観光客、外国人、家族連れ、一人旅・・・多くの人が行き交っていました。

日曜日夕方のこの時間に、この人口密度。

さすが東京駅です。

歴史ある玄関口

各方面に路線が延びる

東京駅は、東日本、東海地方、甲信越地方など

さまざまな方向の路線の起点駅です。

それゆえ、駅構内の発車標も案内のバラエティがとても豊かです。

東海道線・上野東京ラインだけでも、行先がいくつもあります。

種別も特急・快速・普通とあり、さらにスゴいのはその編成の長さ。

15両デフォルトなのは、首都圏でしか見られない、他県民からすれば少々異様な光景です。

ホームに滑り込んでくる車両も、すべて長い。。。

 

それなのに乗車率はなかなかのもの。

やっぱり東京ってものすごい数の人
活動をしているんだな、

と実感する瞬間でした。

さあ、東京駅を何となくぶらぶらした後は、

夜までいろんな路線に乗っていこうと思います。

次の記事:山手線・京葉線・・・

夕方から夜にかけて、首都圏の路線にいろいろ乗ってみました。

個人的になんだか憧れていた

  • 山手線
  • 総武線快速
  • 京葉線
  • 上野東京ライン

名前が都会っぽい!あこがれの理由はただそれだけ)

ここらへんの乗車記を書きます。お楽しみに!

【次の記事】

山手線とか京葉線とか東京っぽい路線に乗ろう【関東18きっぷ旅③】
18きっぷで名古屋から東京まで行ってきました。時間の許す限り首都圏の路線に乗ってみます。

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