別府半日観光_地獄めぐり&宇佐神宮参拝|別府_中津【2019春九州自転車旅その7】

鹿児島から阿蘇経由で北九州・博多を目指す、春の九州自転車旅。

前日までで、阿蘇エリアを走りきり別府にたどり着いた。

くじゅう連山を自転車で!やまなみハイウェイ快走記|阿蘇_別府【2019春九州自転車旅その6】
くじゅう連山の麓に広がる、高原地帯の絶景を楽しみながら「やまなみハイウェイ」を自転車で快走!山をいくつも越えて温泉街・別府へ。

博多までもう少しだけど、せっかく別府まで来たので
午前中は別府を観光することにした。

午後からは宇佐経由で中津まで。田舎風景の国道を走った。春の陽気が気持ちいいまったりツーリング。

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半日別府観光【地獄めぐり&地獄蒸し】

Q. 半日で別府を観光できるの?

A.できます

朝の別府市街

朝日、宿の近くにある海岸公園から。

美しいオレンジ。海に陽光が反射して、砂浜から対岸に向かって光の道が延びているように見える。

 

別府市街から「地獄めぐり」のため、まずは坂を登っていく。

後述するが、別府のまちなみは
山から海へ向かっていく下り坂に広がっている。

海側から見るとこんな具合。

山の方へ行くときは、どうあがいても坂を登る必要がある。

というわけで、立ち上るゆけむりを目指して朝から登る。

 

それにしても今日は暑い。

朝からかなり気温が上がっているみたい。

天気予報を見て冬用のアンダーウェアから夏用のものに変えておいて正解だった。

「地獄」にたどり着いた時には、軽く汗をかいていた。

地獄めぐり(海地獄)

「地獄」に到着。

「地獄めぐり」は、別府市内にある7つの「地獄」をめぐること。

ここ鉄輪・亀川の地獄地帯は、千年以上も昔より噴気・熱泥・熱湯などが噴出していたことが「豊後風土記」に記せられ、近寄ることもできない忌み嫌われた土地であったといわれています。

そんなところから、人々より、「地獄」と称せられるようになりました。今も鉄輪では温泉噴出口を「地獄」とよんでいます。

引用元:別府地獄めぐり公式サイト(別府地獄組合)

1日かけてじっくり観光するなら「共通観覧券(2,000円)」を買えば、7つの地獄をすべて自由に見て回れる。

でも今日は半日観光。7つの地獄から2つをピックアップして回ることにした(その方が安上がりだし)

7つのうち4つの地獄が「国指定名勝」。

その中でもインパクトのありそうな2つを選んだわけだ。

まずは「海地獄

入場券を買っていざ。

「海地獄」という名前の通り、青色の地獄!

シューーーーーッ!

蒸気がものすごい音を立てながら、立ち上っている

わき上がる熱湯は、たしかに青色だ。

上から。

「危険」って書いてあるけど、ものすんごい蒸気の噴出音とたちのぼる湯気を見れば

そんなのは一目でわかるくらいのド迫力。入ったらまちがいなく、DEATH。

 

あとで資料をみてわかったけど、コバルトブルーの湯温は100℃に近い。

昔の伝説には「飛び込んだ人間が毛だけになって浮かんできた」なんて話もあるから、かなり強烈な成分が含まれていることに違いない。

そんな「地獄」のようなところなんだけど、眺める分には「地獄」という名前はふさわしくないほど美しかった。

いろんな成分とか、そういうので色が変わるんだろうけど

不思議だなあ。

地獄めぐり(血の池地獄)

ピックアップした2つ目の「地獄」は「血の池地獄

こちらも名前の通りの色をしている。

「血」のような赤色の地獄だ。

先ほどの「海地獄」に比べると、蒸気の量が少なく噴出音も穏やかに感じる。

しかし、湯温は78℃。しっかり「地獄」だ。

間違っても入ってはいけない(言われなくても入らない

「血の池地獄」は数回にわたって爆発しているらしい。

イチバン最近の爆発は昭和初期。

高さはなんと220m。おそろしい威力で熱湯が吹き上げたことになる。

粘土質の底。

沈んだ植物はすっかり枯れ果ててしまっている。

綺麗な赤色、染め物にも使われていたらしい。

地獄めぐりをもっと詳しく>>>別府地獄めぐり公式サイト(別府地獄組合)

元祖・地獄蒸しプリン

地獄グルメも忘れてはいけない。

まずは別府のまちなみを一望できる高台にある「岡本屋売店」へ、地獄蒸しプリンを食べに行った。

途中の坂から、別府市街を眺める。

プリンのためなら坂だって頑張る。

岡本屋売店、赤色の屋根が目印。

売店の外では、卵が蒸される準備。

ここからプリンができるんだ・・・!

朝早い時間だったこともあり、店内はほとんど貸し切り。

プリンを注文して、窓際の景色が良い座席へ。

「地獄蒸しプリン」とおいしいお茶。

至高の組み合わせ・・・朝からなんという贅沢・・・

「地獄」で蒸された卵でできたプリン、つやつやで、やわらかくて、優しい甘さ。

スーパーで売ってるプリンとは、そもそも種類が違うプリンだ。

卵のおいしさがちゃんと味わえるし、カラメルソースとの相性も抜群だった。

 

わざわざ長い坂を登って食べに来てよかった。

鉄輪温泉にて地獄蒸し体験

半日観光は鉄輪(かんなわ)温泉で締めくくり。

温泉街の中心にある鉄輪温泉には、地獄蒸し体験工房や足蒸し体験所・足湯があり

1カ所で別府の温泉を満喫できる。

 

まずは「地獄蒸し体験」から

店内で自分の食べたい材料(野菜、卵、肉、海鮮など)やセットを購入、併せて釜の使用券も購入する。

あとは係の方の指示を受けるだけ。

地獄の釜!

もくもくと湯煙が立ちこめる中、実際に手袋をはめて

ざるに入った食材を、自分の手で蓋を開けて蒸気で一杯の蒸し室へ入れる。

あとは20分(食材によって時間は異なる)待つのみ。

(20分後・・・)

釜へ戻って食材を取り出す。これも自分で体験できる。

外のテラス席で食べる!

今回チョイスしたのは野菜盛りと卵。

野菜盛りは特製のソース(マヨネーズ・ケチャップ風)にディップしていただく。

これがうまかった・・・!

 

野菜の甘みがじゅわっと口の中に広がる。カボチャやタマネギ、レンコン、さつまいも・・・どれも美味しい。

温泉の蒸気で蒸すだけで、こんなに美味しくなるのか。

卵は工房内にある塩で。

ちょうど半熟より固いくらいのゆで卵。

うまい!

足蒸しで疲労回復

おいしい地獄蒸し料理を楽しんだら、出発前に足蒸しもやってみる。

地獄蒸し体験工房の、すぐ横にあるこの建物が足蒸し処。

中にはアッツアツの温泉蒸気が充満していて、ここへ足を突っ込んで蓋をすることで「足が蒸される」というわけだ。

足湯とは全くの別物で、膝から下だけ温めているのにすぐに足全体が温まってくる。

かなりの高温で、写真のようにタオルで隙間を覆ってやると

1,2分もすればアチチ!となって、とても足を入れられる温度ではない・・・!熱い!

 

タオルを抜けばちょうどいい温度。

出発前にいい疲労回復になった。痛めた膝が直ってくれるといいな~

国道10号線で宇佐・中津へ

別府観光を終えたら、今日の目的地・中津まで走る。

大分~中津~北九州方面を結ぶメインルート・国道10号線を通ってみる。

温泉街を下って国道へ

鉄輪温泉から、海の方へ下って別府市街地北部へ。

海の見えるまちって、やっぱりいいな。

国道10号線は、鹿児島から宮崎・大分・別府を経由して北九州まで延びる「東九州」の大動脈。今まで走ってきた道路とは比べものにならないくらい交通量が多い。

しかし、路肩は十分広くとられているところがほとんどで
走りづらいことはなかった。

小さな峠を越えて山道を走る

中津は国東半島より北側にあって、南側にある別府から行くときは

その国東半島の付け根にあたる部分を走る。

赤松峠

国道だし平坦ルートかと思ってたら、意外と登り下りがあった。

とはいっても峠の標高は100m少々。

(昨日まで1000m以上も標高があるところを走ってきたのだから、今日の峠は上り坂でしかない・・・)

 

別府市街地を完全に抜けると、街と街の間には田園地帯が広がる。

青空の元、山道を快走!気持ちいい~

国東半島付け根部分まで来ると交通量は少なくなって、かなり走りやすい。

20kmほど走ってコンビニ休憩。

いつもは大体20kmくらいで「ちょっと休憩したいなあ」ってなるけれど

今日は走りやすい国道のおかげで、「このまま走り続けたいけど、ドリンクが少ないししょうがないから止まろう」くらいの感じだった。


天気がいいことは、ツーリングが楽しいかどうかの第一条件。

天気がいいだけで、満足度は上がると思う。

立石峠

2つ目の峠(峠に登っているとは気づかなかった、もはや”登り基調”)を越えたら、宇佐市街へ下っていく。

並走する日豊本線に、「特急ソニック」が通過。

白い流線型のフォルムが、カントのついたカーブを走り去っていった。

宇佐神宮~八幡宮総本山~

国東半島付け根の北端から少し内陸へ入ったところが宇佐(USA)市。

(宇佐市に入ったところで、ランダム再生で流していたiPhoneの全曲ライブラリから「U・S・A、U・S・A♪~」が流れ初めて盛大に吹き出したのが写真のあたり)

DA PUMP / U.S.A.

こりゃ笑うでしょ。USA市に入ってすぐこれが流れ始めたんだもん。

Ankerスピーカーもびっくり・・・(笑

 

ひとりでニヤニヤしながら、宇佐神宮へ。

 

宇佐神宮は、日本全国にある「○○八幡宮」の総本山にあたる神社。

御神輿発祥の神社とも云われている。

八幡総本宮 宇佐神宮

日本の神社の中では、伊勢神宮に次ぐ格があるそうで
皇族も定期的に参拝に訪れる由緒正しき神社。

本殿までのアプローチが長い。なるほど、八幡宮の総本山であることを実感する。

手水で清めて参拝。

伊勢神宮と同じく「上下宮」2つの神殿がある。

(伊勢神宮は「内宮」と「外宮」)

←上宮  下宮→

先に「上宮」、次に「下宮」の順番に参拝。

深い緑に囲まれた橙の鳥居が美しい。

木々が風に揺れてそよぎ、鳥居の陰が見え隠れする雰囲気は伊勢神宮と似ている。

 

両側に緑を見ながら参道を進むと・・・

上宮に到着。

大きいなあ・・・これはスゴい。

宇佐神宮・上宮

美しい。参拝場所が3カ所あって、順番に参拝。

宇佐神宮は「2礼4拍1礼」で参拝するのが決まり。

ちなみに出雲大社も4拍手だった。

男ひとり、えんむすびの地・出雲散歩|出雲大社・稲佐の浜を探訪
出雲大社で良縁を祈願し、門前町を徒歩で散策。稲佐の浜で日本海の絶景を拝み、門前町をのんびり歩き、平和そば本店で出雲そばを堪能!

 

今回の旅でいろいろ神社を巡ってみたけど、宇佐神宮上宮はやっぱり一番スゴかった。八幡宮の総本山、実家の近所にも八幡宮があったけど、それらは全部この宇佐神宮にルーツを持っているのだと思うと感慨深い。

 

上宮を参拝したら、下宮も忘れずに参拝。

上宮と基本的な造りは同じかな?建築には疎いのでわからないけど、美しいことに変わりはない。

下宮は上宮よりひっそりとした雰囲気だった。

傾きはじめた太陽が、神殿西側にある木々に遮られ始めている。

宇佐神宮でパワーをもらって、中津まで残り20㌔。頑張るぞ。

突然の夕立を回避して中津到着

中津市は福沢諭吉の出身地。

『中津藩士である~』という表現は「学問のすゝめ」によく出てくる。

 

中津に入ってから、急激に空が暗くなってきた。

おかしい、まだ16時なのに。もしかして降ってくるのか・・・?

 

と思った瞬間、鼻の上にポチっと落ちてきた。雨だ・・・!

まもなく本降りになりそうな降り方。

鹿児島から別府まで、自転車に乗っているときはほとんど雨に降られていない。ここまで来てぬれるのはいやだ!そう思った僕は、残っている脚で温泉までの6㌔を全力疾走。

小雨のうちになんとか、屋根のあるスーパー銭湯に滑り込み。


まもなく本降りになった。セーフ!

ダラダラと温泉に入っているうちに、どうやら雨雲は南東の方へ過ぎていったみたいだ。

露天風呂から見上げる空には青色が垣間見える。

 

温泉から出て、「中津からあげ」を食べる。

雨が降ってすっかり空気は冷えていた。

ジューシーで温かい唐揚げがうまい!

 

今日は中津市街に宿泊。

目的地の北九州・博多方面まであと少し。

明日はどうしようかな・・・決めきれぬまま眠りについた。

まとめ:快晴の九州ツーリングもあと少し

以上、別府観光&中津までの記録。

鹿児島から阿蘇経由で別府・中津まで。

一日を除いて、ほとんど晴天の元走れている。

天気がいいだけで、満足度は本当に上がる。幸せなことだ。

 

この旅の目的地は博多だけど、正直阿蘇エリアと今日観光した別府がメインだったので

翌日博多まで走るかどうかは微妙ですが・・・次記事で九州ツーリングは最終日です。乞うご期待。

【ざっくり走行データ】

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ツーリング記自転車
タケ

「タケのじててつログ」の運営者。旅をするのが好き。手段は主に自転車・鉄道。PENTAX一眼レフユーザー。工学部で電気のことを勉強する理系大学生。

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