冬の磐越西線乗車記|喜多方ラーメンと猪苗代の冬景色【2018冬の18きっぷ旅④】

1日目にたどり着いた郡山を起点に2日目スタート。

【1日目・郡山までの様子はこちら】

横浜から東京・夜の宇都宮線・東北本線を乗り継いで郡山へ【2018冬の18きっぷ旅③】
人で溢れかえる横浜から東京へ向かい、宇都宮線・東北本線を普通列車を乗り継ぎながら北へ。目的地も決めずに気の向くままに移動してきた1日目のゴールは郡山。

宿泊したネットカフェでも2日目の行程を決めず、へ行くか磐越西線で新潟へ抜けるかで悩んだ。

結局朝の郡山駅、ドトールコーヒーのモーニングを食べながら時刻表を見て
磐越西線に行くことにした。

北へ進むには日数とやる気が足りなかったが、
磐越西線は今まで乗った路線でも指折りの「乗って良かった」路線だった。

冬の磐越西線|郡山→会津若松→新潟

東北地方の鉄道路線についての知識は、ほとんど皆無だった。

だから磐越西線という路線があるということも当然知らなかった。

でもはじめて乗る路線だからこそ、車窓とか車内の雰囲気とかすべてが新鮮に感じた。

猪苗代あたりはすっかり冬景色で、温暖な季節に温暖な地域でしか列車旅の経験が無い自分にとっては楽しかった。

朝の郡山駅

宿泊していた郡山駅前のネットカフェ。

飲み放題のコーヒーとオレンジジュースを1杯ずつ飲み、寝間着のジャージからジーンズとシャツに着替える。

東海地方よりも幾分寒い予報だったから、セーターを着込みヒートテックのくつしたを履いてから出発。

なんとなく喫茶店に行きたかったから、無料のモーニングサービスは利用しなかった。

外に出ると、真っ白な景色が見えた。

霧だ。

駅前のビルは上まで見えない。

3連休中日で一通りの少ない交差点を歩いて駅の方に渡る。

昨日のイルミネーションは灯りが消されている。
立ちこめる薄霧と相まって世界がモノクロになった感じがする。。。

東北本線福島行きの列車も
磐越西線会津若松行きの列車もまだ出発時間前だった。

とりあえず郡山駅の中にあるドトールコーヒーへ。

 

モーニングセット、ホットコーヒーを注文してゆっくり朝食。

さて今日の行程をどうするか。

3日目の昼・横浜に用事があるから、今日のうちに最低でも宇都宮・高崎ぐらいまでには戻っておきたい。
(ネットカフェで、安かった高崎のホテルを予約しておいた)

そうするとあんまり遠くへは行けなさそうだ。

時刻表を確認しても、奥羽本線東北本線を北上すると新幹線や特急で一気にワープする必要が出てきそう。

 

西へ進むなら、磐越西線を抜ければ新潟方面へ行ける。
新潟まで行けば上越線経由で夜には高崎に戻れそうだ。

上越線も磐越西線も乗車したことの無い路線。
時間が余れば新潟あたりを周遊できそうだし、どうやら西へ進む方がよさそうだ。

これに決めた!

普段よりちょっと豪華なドトールのサンドを頬張りながら、頭の中で今日一日の行程を一気に膨らませる。

時刻表で確認。
ちょうど予約しておいた高崎の宿に夜には着けそう。
上越線も乗れそうだし、はじめての新潟駅も行ける。
楽しい一日になりそうだ。

トイレに行きたくなったけど、ここのドトールにはトイレが無かったから
ぬるくなったコーヒーを飲み干して、店を出発した。

霧が残る郡山駅ホームのようす

トイレを済ませて改札を抜ける。

磐越西線会津若松行きの普通列車出発まではまだだいぶ時間がある。

東北本線に比べると本数が少ない磐越西線。

18きっぷの使用開始印・2つ目を押してもらって入場。

ネットカフェを出発したときより、多少は薄くなったものの
まだ駅のホームには霧がしっかり残っている。

会津若松方面の磐越西線は1番線から出発。

2番線には東北本線を走る矢吹行きが入線中。

8:29発の快速列車を待つ。

1番線の待合室は結構な人がいる。みんな快速列車を待っているのだろう。

 

やがてワンマン列車が霧の中から現れてきた。

E721系だ。

ちょっと出発時間より入線が早いなあと思っていたら、反対側からもE721系が入線してきた。

連結作業をして6両で運転するみたいだ。

やわやわ・・・

 

//ガッチャンコ//

 

6両編成になった会津若松行快速で会津若松へ出発。

車内には観光客・学校へ向かう学生・外国人などいろいろ乗っている。

雪景色の猪苗代・雄大な磐梯山をのぞむ

郡山駅を出発した快速列車は、磐越西線の主要駅に停まっていく。

郡山駅を出発してしばらくは住宅街・田園地帯の中を走って行く。

ここらへんの田園地帯は、夏になると緑が綺麗なんだろうなあ。

今は何も植わってないから枯れ草だけど。

遠くに磐梯山地が見えてきた。

快速列車は名前通り快速に走行し、磐梯熱海駅に到着。

「熱海」と名前がついていることから想像できるが、ここら辺には温泉宿・温泉施設がたくさんあるそうだ。

車窓にもそれらしき建物が見える。

寒い中入る温泉、気持ちいいだろうなあ。

磐梯熱海駅を出発すると、だんだんと上り勾配がきつくなってくる。

温泉街がみるみる下へ遠ざかっていく。

標高も上がってきたらしく、車窓には霧が立ちこめはじめる。
線路横の斜面には雪が残っている。

寒そうだなあ・・・

後ろのここら辺出身のおばさんだろうか、「今年は雪が少ないねえ」的なことを話している。

やっぱり今年は暖冬なんだな、と会話から実感する

 

トンネルを抜けると、かつてスイッチバック駅として使われていた旧中山宿駅がちらっと見えた。

中山宿駅、現在は本線沿いに普通の駅として設置されている。(快速だと通過駅だから写真は撮れなかった)

こんな山の中の駅、利用客いるんだろうか・・・と思ったけど一応いるみたいだ(1日平均11人by Wikipedia

中山宿からさらに進み、トンネルを抜ける。中山峠だ。

信号場で行き違い。山深いからか、ものすごい霧だ。

車窓には一気に雪が増えて、会津地方に入る。

さっきまできつかった上り勾配で疲れた身体を休めるように、E721系は下り勾配の混じり始めた線路を快走する。

利用者がいなくなって臨時駅扱いの猪苗代湖畔駅を通過。

左側に猪苗代湖が見え始めた。

中山宿あたりでは霧がすごかったけど、ここら辺で天気がよくなった。

青空と薄く積もった雪がきれい!

猪苗代駅に停車。

磐梯山地の麓、観光の拠点駅でもあることからそこそこ乗降があった。

ここら辺はさっきまでの山の中とは違って、直線の快走区間。

ぐんぐん大きく見えてきた磐梯山を眺めながら、列車は快走する。

磐梯山かっこいいなあ。

シャキッとしてるっていうか、綺麗すぎない形なのがいい。

 

磐梯山に見とれていると、磐梯町駅に到着。ここでもそこそこの乗降があった。

磐梯町駅から先は再び曲線の多い区間に入る。

 

さっきまで右側に見えていた磐梯山が、右へ左へ移り変わっていく。

E721系は結構なスピード出してる。カーブでもお構いなしって感じだ。

雪がしっかりある中を電車で走るのは、はじめてかも。

電車からの雪景色は初めてだったから印象的だった。

下り勾配を抜けきったら、会津若松駅に到着だ。

会津若松からキハ40で喜多方へ

会津若松駅にて、急勾配を走りきったE721系

会津若松からまた折り返し郡山行きとして運転される。

会津若松から喜多方・新津方面へと郡山方面へはスイッチバック形式での配線になっている。
郡山→会津若松と同じ向きで進むと只見線、スイッチバックするのが磐越西線という配線。

だからさっきまで走ってきた郡山方面に向いている
喜多方行きのキハ40が入線中。

会津若松駅からは只見線も分岐している。只見線でも使われている車両なのか、古いキハ40に只見ユネスコパークのステッカーがあしらわれている。

深い緑色が目を惹く。気動車によく調和している。

連結部。

味があるなあ。

キハ40のボックスシート。

最近の車両にはない、柔らかい座り心地と効き過ぎ感のある暖房。

椅子でのんびりしていると、喜多方行き普通列車は派手なアイドリング音を立てて出発した。

それにしてもスゴい音だ。歴戦の名車両。

一応電化区間だけど、お構いなしにエンジンを蒸かすキハ40。

 

会津若松市内は曇り空。車窓には再び田園風景が広がる。
猪苗代よりは暖かいせいか、雪は見当たらない。

会津若松駅で見つけた「喜多方ラーメン」のパンフ。

せっかく喜多方に行くなら本場のラーメンが食べたい!

喜多方駅での乗換時間は1時間弱だから、その間に行けそうなお店をピックアップ。
偏りの無い正統派の喜多方ラーメンはどれだろう・・・

口の中で喜多方ラーメンの味を想像しながらお店を選ぶ。

列車は姥堂駅に停車中。

磐越西線のこの区間(会津若松~喜多方)の駅は、喜多方と塩川以外は停車場だから
この姥堂駅にも日中は4~5本しか停車しないらしい。

電化区間なのに寂しい。

ひっさしぶりのキハ40。夏に北海道で乗って以来かな?

【キハ40】函館本線・砂原経由で長万部・函館へ【札幌函館18きっぷ旅②】
山線経由で小樽から函館へ.長万部で駅撮りしたり,森駅からは砂原支線を通ったり.

発車するたびに車体を振るわせながらゆっくりと出発していくようすに、思わず「ガンバレ」と応援したくなった。

 

順調に走行し、喜多方駅に定時到着。

 

喜多方のまちで「喜多方ラーメン」を堪能!

跨線橋を渡って駅舎のある1番線ホームへ。

1番線側の階段上にあった

会津が喜多方’きたかった’このまちこの店
中華そばの~この店このまち

この文字を見て空腹だった僕の期待は高まる!

 

駅舎はまちの中心駅といった感じで、こぢんまりとしているが外見中身ともに趣のあるつくり。

駅舎の外には駅名の由来と「東北の駅百選認定駅」の記念碑があった。

1904年開業、会津盆地の北部に位置するこのまちは「北方」と名乗っていたが、合併を機に「喜びが多い町」という意味の「喜多方」に改められたそう。

縁起の良い名前だと思っていたら、意図的に改名されたみたい。でもその方が印象に残るからいいと思う。昔の人は粋だなあ。

乗換を待つ間に喜多方ラーメンを食べに行く。

駅前から真っ直ぐに伸びる通りを歩いていき、大きな交差点を商店の連なる方へ右折する。

背の高い建物は無いけれど、古き良き時代を感じる建物がそこかしこに残っている。

歩くだけでも楽しいまちというのはこういうところだと思う。

もちろん街中には、ラーメンの町と言うこともありそこかしこに喜多方ラーメンのお店がある。

さっきキハ40の中で読んでいたパンフレットに載っているお店がたくさん。

これらは「老麺会」という喜多方ラーメンのお店の連合みたいな、そんなところに所属しているようだ。パンフで見たけどかなりの数のお店が加入していてけっこうスゴい。

あなただけの喜多方を探してみませんか? - 蔵の町喜多方老麺会 -
日本最大級のラーメン店舗団体 蔵の町喜多方老麺会のホームページです。

僕みたいなよそ者には大変ありがたい!

駅から10分ほど歩いた。

お目当てのお店が近づいてきた。

近くに製麺所があった。

さぬきうどんの地・香川県でもよく見るようなそれも、ここ喜多方のものは少し雰囲気が違うように感じた。同じ麺でも土地土地の人柄・製麺方法は違うからだろう。(そもそもラーメンとうどんだから「同じ麺」とは言えないか)

今回やってきたのは「大安食堂

駅に比較的近いところにあって、自分の好きなチャーシュー麺が
いかにもウマそうにパンフに載っていたから選んでみた。

入口に掛かるのれんには
「大安」の2文字の間に「吉日」の文字。
名前がイイですねえ。

開店からまだ5分も経ってなかっただろうから、当然お店の中に客は誰一人いない。

やった、一番客だ!

お店に入り席に荷物を置くと、優しそうな男の店主さんが「食券をお買い求めください」と促してくれた。

購入したのはもちろん「チャーシュー麺(しょうゆ)

 

正統派の喜多方ラーメンを食べてみたかった。

店主さんに食券を渡して席に身を預ける。

麺をゆでる音とともに、TVでやっている高校駅伝の音声が流れてくる。

ただそれだけ。他の音は特に聞こえない。

このお店は「新横浜ラーメン博物館」に出店したみたい。

博多のとんこつラーメン・横浜の家系ラーメンの名だたる名店に肩を並べているってことだ。

大安食堂、かなりスゴいぞ・・・

膨らんだ期待を待ち望んでいたかのようにラーメンが登場。

これですよ、喜多方ラーメン。

最近増えてきた脂ギットギトにんにくモリモリの・・・みたいなのではない

あっさりしょうゆベース、細めの麺、なると、メンマ、チャーシュー。

僕はやっぱりこういうのがほんとのラーメンだと思うのです。

いただきます!

冷えた身体にスープが染み渡る~おいしい!
あっさりだけど、食べ応え(飲み応え)のある味。

チャーシューもうまい!チャーシュー麺にして正解だった!
最初は麺が見えないほどのっていたチャーシューもいっぺんに無くなり、麺もグングン食べ進んだ。

途中で2人目のお客さんが(僕と同じく一人で来店)食券を買い、僕の隣のブロックに着席。

若干、羨ましそうな視線を受けつつも
拉麺椀に残っていたスープと味の染みた細麺を一気に!

ごちそうさまでした!

ひさびさに「うまいラーメン」を食べられてめちゃくちゃ満足。

さあラーメンも食べたし、駅へ戻ることにする。

 

帰りにまちのお菓子屋さんでたいやきを買って帰る。

こういうとこのあんこはうまい(間違いない)
新津までの車内で食べることにしよう

駅前通まで戻ってきた。

ふと後ろを振り返ると、飯森山・飯豊山だろうか
雪化粧した大きな山がそびえ立っている。

壮大でいいなあ。

一人で歩いているときにこういう景色に出会うのが好きだ。

磐越西線・快速「あがの」で新潟へ

喜多方駅まで戻ってきた。

次の磐越西線下り列車の出発まで10分少々。

1番線から出発するのは「快速あがの」新潟行き

この区間で数少ない快速列車だ。

行先は新潟。途中の新津で降りても上越線に乗れるけど、せっかくだから行ったことがない新潟まで乗り通すことにする。

改札は、入線列車が前の駅を出発してから行われる。

駅内の暖かい待合所でしばし待ってからホームへ。

喜多方はラーメンが有名だが、「蔵」でも有名だそう。

1番線ホームにはこんなものが。

「会津 日本一おいしいお酒が飲める郷 宣言」

自然・人・食すべてが揃っているから、もちろん酒もうまい!ってことか!

良い場所だなあ~
これなら寒い冬も乗り越えられそう。

反対ホームにはさっき乗ってきたキハ40がまだ停まっていた。

折り返しを待っているのか、回送を待っているのかはよくわからない。

 

まもなく会津若松の方から快速「あがの」が入線してきた。

この快速は会津若松始発だから、車内にはそれなりに乗客がいた。

でもありがたいことに3両編成だったから、最後尾車両右側1-1向かい合わせのボックスシートが空いていたので、ここに腰を下ろす。

4席じゃないから、よっぽどの混雑が無い限りは向かい側の席には座ってこないだろう。新潟まで快適に過ごせそうだ。

さっき喜多方のお菓子屋で買ったたいやき。

ダウンのポケットに突っ込んでいたからか、まだあたたかい。

そして予想通りうまい。

外は再び雪景色。喜多方からしばらくは山沿いの区間を走る。

また雪が無くなったと思ったら、ちいさな町に出てきた。

かなり高い橋を渡っている。下の川が小さく見える、単線だから落っこちそうな感じがする。

冬枯れの木々の向こうに集落が見える。
反対側のボックスシートに座っていた、地元出身のおばさん方が「今年は雪が少ないねえ」「ここら辺は去年の今頃しっかり積もってたんだけど」と話している。

これさっきも猪苗代で聴いたような会話だ。やっぱり今年は暖冬なんだ。

快速列車は集落の中心駅には停車するが、山の中にある小駅は通過していく。

喜多方ラーメンで腹一杯の僕はうとうと・・・

非電化区間、再び町を離れて山の中へ入っていく。

 

キハのエンジンはうなりを上げながら山の中を突き進む。

磐越西線は喜多方を出発すると、阿賀野川に沿うように進む。
何度も交差するから、右へ左へ見える車窓が変わる。

静かな車内にキハのアイドリング音がこだまする。窓が小刻みに震える。

県境付近は山が険しく、川沿いを縫うように走る道路は覆道になっている。
線路にも橋とトンネルがひたすら続いている。

前方に大きな山が見えてきた。

この山を越えると、だんだん新潟が近づいてくる。
阿賀野川も川幅が広くなり雄大な流れになる。

 

列車もここからは下り基調の線路を進む。

車窓からは大きなダムがいくつも見える。

快速あがのは津川駅に停車。
ここで対向列車待ち合わせでしばらく停車。

気分転換に外へ出てみる。

車内からはわからなかった冷たい雨が降っている。今にも雪に変わりそうな冷たさだ。

津川のまちは「狐の嫁入り行列」で有名。
津川駅の駅標に大きく描かれた「狐の嫁入り」イラストが強烈に印象に残っている。

対向列車がやってきた。非電化区間だからもちろん気動車。

ロゴがちゃんとJRになっている以外は、かなり国鉄時代の雰囲気が残っている車両だ。

信号が変わって出発。

再び阿賀野川沿いを新潟方面へ下っていく。

阿賀野川の川幅はかなり広くなった。

右側に見える若松街道はかなり長い区間覆道に覆われたまま進んでいる。

ちょっとウトウトすると、だいぶ車窓に家が増えてきた。

 

喜多方の町で見えた雪化粧した山は、もうすっかり後ろへ遠ざかっている。

新潟はすぐそこだ。

新津の駅が近づいてくると、車内はだんだん混雑してきた。

前の座席に無造作に置いてあったリュックを網棚の上に上げておく。

信越本線・羽越本線が分岐する主要駅・新津駅に到着。

反対ホームには信越本線の特急しらゆきがいる。

ここで大量の乗降があり、車内は混雑。僕の席の前にも親子連れが来たので席を譲る。

快速運転は新津まで。新津から直流電化の信越本線を走り、新潟まで各駅に停車していく。

途中にあった車両基地。

The東日本って感じの車両が一同に並んでいてちょっと興奮。

高層マンションが見えてきた車窓はすっかり都会。もう新潟だ。

新津から20分ほどで新潟に到着。

会津若松からの磐越西線
森と水とロマンの鉄道」旅が終わった。

まとめ:美しい車窓を楽しめる冬の磐越西線

郡山から磐越西線を乗り通して新潟までたどり着いた。

磐越西線の会津若松=新津の区間は特に「森と水とロマンの鉄道」という愛称がつけられているが、まさにその通りで雄大な阿賀野川沿いや磐梯山地の深い森の中を走って行く車窓は「ロマン溢れる」ものだった。

列車旅もそこそこ経験しているけど、その中でも指折りの素晴らしい路線だった。

郡山、新潟ともアクセスはいいから、列車旅をやったことがない!という人にもぜひおすすめしたい。

雪交じりの冬景色を満喫できたから、今度は夏に来てみたい。

 

2日目午後からは、冬の日本海に面する新潟を出発し
信越本線などを乗り継いで上越線で高崎へ向かいます。

新潟駅探訪&夜の上越線「ループ線・清水トンネル」で高崎へ【2018冬の18きっぷ旅⑤】
工事中の新潟駅を探検してから、越後線・弥彦線を経由して上越線へ。暗闇のループ線や清水トンネルを通って高崎を目指した。

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、タケでした!

 

【冬の18きっぷ旅1日目はこちら】

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人で溢れかえる横浜から東京へ向かい、宇都宮線・東北本線を普通列車を乗り継ぎながら北へ。目的地も決めずに気の向くままに移動してきた1日目のゴールは郡山。
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