ガンガン乗り継げ!18きっぷ最速移動を目指す旅(前編)【名古屋→岡山】

できるだけ安く、遠くへ移動する

全人類共通・貧乏旅行の目標であり、
日本の鉄道会社JRにはそんな(どうでもいい)目標をかなえてくれるきっぷがある。

青春18きっぷ

1日あたり2,380円で、

JRの普通列車全線(一部例外あり)を乗り回すことができる。

このきっぷを駆使すれば、時刻表の限界まで

安く、遠くへ移動することができるのである!

 

_ _

 

どうでもいいプロローグはこの辺にして、今回の旅は

「名古屋~松山を、時刻表を駆使しながら
青春18きっぷでできるだけ速く移動してみよう」

というのが目的。

速く移動するのは飛行機がイチバン速いのは確実。

では、「青春18きっぷ」なら
どのくらいの時間で移動できるのだろうか。

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名古屋~岡山

冬空の金山からスタート

金山駅からスタート。

名古屋から在来線で西へ向かうときは
いつも金山駅から乗車する。

ひとつ西の駅が名古屋駅で、そこで大量の乗降があるからだ。

金山で乗っておけば名古屋よりは座れる確率が高くなる。

 

金山駅の改札口発車標。

JR東海は改札口発車標を順次液晶に置換えることを発表している。

ここ、金山駅の発車標は2019年3月に、八田駅とともに導入される。

JR東海,在来線の発車標を液晶ディスプレイに変更|鉄道ニュース|2019年2月6日掲載|鉄道ファン・railf.jp
JR東海,在来線の発車標を液晶ディスプレイに変更|鉄道ニュース2019年2月6日掲載

ちなみに駅のホーム上にある発車標は、従来通りLEDが使われるみたい。

液晶だと文字がなめらかで遠くから見やすい。
改札に入る前は、券売機の前から発車標を見ることが多いからありがたい。

 

朝の金山駅。

今日は12月30日。

ホームにはスーツケースを持った帰省客と思われる人がたくさんいる。

それにしても寒い。。。

 

ちなみに前日、12月29日は名古屋でも雪が降っている。

金山(名古屋市内)でこの寒さだから、岐阜、大垣、米原は雪が積もってるだろうな。

 

最初に乗るのは

6:55 区間快速米原行き

日中以外の時間帯に運行される、名古屋~米原まで乗り換え無しで行ける列車。

311系は久しぶりかも(いつも313系)

 

名古屋までは名鉄としっかり並走。

車窓からは赤い電車が見える。

 

名古屋駅に到着。ここでもくろみ通り大量の乗降あり。

名古屋で降りた乗客が座っていた席を、名古屋からの乗客が乗り込んでくるまでに確保。

無事窓側をゲット!

雪が降る冬の東海道線

朝の東海道線を西へ進むと、背後から朝日が追いかけてくる。

僕の好きな鉄道風景の筆頭。

 

乗客がたくさんいたから写真は撮れないけど、後ろを振り返ると本当に美しい。

オレンジ色の朝焼け。冬の澄んだ空気にゆっくりとのぼってくる朝日。

朝日なんて普通の生活をしているときには、たいしたことない景色かもしれないけど

走る電車から眺めると、なぜか無性に感動する。

 

岐阜県内に入ると、予想通り雪が積もっている。

遠くに見えるのは養老山地。

雪で白くなった山肌に、朝日が反射し紫色に燃えている。

 

大垣からは各駅停車。

米原まで雪の中を進んで行く。

この区間は東海道線の中で最も雪が降りやすい。

今日も沿線にはしっかり雪が積もっていた。

 

雪は積もっているけど、列車が進む線路上の雪はシッカリ除雪されていて運休や徐行はない。

予定通り進んでいる。

JR東海の保線作業員に感謝だ。

 

定刻通り、区間快速は米原に到着。

圧巻!130km/hで爆走する新快速「電車」

米原からはおなじみ新快速。

8:15 新快速姫路行き

18きっぷ旅の優等生
日本の快速電車の中でも、トップクラスの速達性を誇る。

米原まで乗ってきた区間快速から、大勢の乗客が新快速に乗り移る。

新快速は12両繋いでいるから、座れない心配はない。

 

と思っていたが、車内は意外と混んでいる。

 

混雑していないであろう先頭車両まで移動したが、クロスシートは全部埋まっている。

さすが年末。18きっぷシーズンだからしょうがない。。。

とりあえず通路側の座席を確保した。

 

”新快速姫路行き”、まもなく発車します

 

米原駅は東海と西日本の境界駅だから、まだ”新快速”と放送される。

これが西日本管内の駅へ行くと、駅員さんまでもが「新快速”電車”」と放送をしている。

関西圏の鉄道利用者には、
なじみ深い愛称「新快速”電車”」や「新快速”列車”」

ふつうに「新快速」と言わないところに、JR東海との文化の違いを感じる。

し→ん→かいそく→で↗ん→しゃ↘(関西弁で・・・)

こんなイントネーションのことなんて考えている間に、列車は出発した。

新快速、出発するとそれはもうものすごいスピードで走るもんだから、毎度びっくりする。

特急列車顔負け、圧巻の130km/h運転は関西圏外の人の度肝を抜く。

 

 

胸のすくような走りをする新快速の車窓から見える、冬の京都の街並み。

高い建物が少なく、周囲が山に囲まれている。京都ならではの風景。

 

京都あたりまでは、滋賀県内の駅にぽつぽつと停まっていくが

京都からはグッと停車駅が少なくなる。

高槻、大阪、新大阪。この区間は特急列車(関空行きはるか)とほぼ同じだと思われる。

(昔は京都~大阪無停車だったらしいから、これでも停車駅は増えた方だけど)

高槻で窓側に座っていた乗客が降りて、さらっと窓側へ移動。

 

新大阪。新幹線ホームにしか降りたことがない。

新大阪を出ると、尼崎に停まってそこから兵庫県内の主要駅へ。

 

三宮。ここは春に自転車で来た。
三宮駅ガード下のカツ丼、うまかったなあ。

【雨のなにわ路】甲子園とカツ丼、京都から三宮へ|春の西日本サイクリング4日目
3日目は雨。この日組んでいたルートは川沿いのサイクリングロード。雨風の強い中、三宮のカツ丼と甲子園を目標にひた走りました。なにわ自転車道を快走し、到着した甲子園球場では高校野球や阪神タイガースの資料を堪能。そしてこの日の目的地・三宮で絶品カツ丼に舌鼓。夜はジャンボフェリーに乗ります。

 

 

西宮、明石あたりまで来ると、海沿いを走る。

冬晴れの海、美しい青色が絶景!

車内から見える明石海峡大橋。

関西圏から四国方面への高速バスを利用するときは、この明石海峡大橋を渡って四国へ入る。

 

新快速は定刻通り、姫路に到着。

ここからの乗り換えは少々キツい。

姫路から普通列車で相生へ

姫路にて新快速を下車。

次の乗り換えは、播州赤穂行きの普通列車。

 

最速移動のためには、ここで昼ごはんを買っておく必要があった。

15分くらい乗り継ぎ時間があるので、
姫路駅のコンコースへ降りてトイレと買い出しを済ませる。

姫路駅のコンビニは幸い品揃えが良かった。
メロンパンと総菜パンをゲット。

 

全行程中、姫路から岡山までの区間が最も混雑する区間。

姫路までの新快速の乗客が、今か今かと普通列車を待っている。

11:06 普通 播州赤穂行き

普通△3~6 11:06 播州赤穂

発車標で案内されているとおり、上郡・岡山方面へは
播州赤穂行きに乗ってから、相生で乗り換えをするのが最も早い。

播州赤穂まで普通列車を乗り切って、播州赤穂から赤穂線経由でも岡山へ行ける[1]
相生から岡山までは新幹線ワープも効果的[2]

ただし、18きっぷ利用期間の場合は
山陽本線:姫路~相生~岡山区間の混雑はなかなかのもの。

姫路から相生へ向かう普通列車は、なんと姫路駅で新快速電車2本を接続する。

12両編成×2=24両分を、たった4両で受け止める。。。
だから、姫路から相生まで(新快速の利用客が多い)18きっぷシーズンは混雑するのだ。

 

ヘタをすると姫路から岡山まで立ちっぱなしになる。

なんとしても着席したい僕が立てた作戦(作戦とまでは言わないが)はこうだ。

姫路→相生は乗車時間が短い(20分)から立って移動

相生では右側のドアが開く→相生行き普通列車の車内では進行方向右側に立っておく

相生での乗り換えで、一番最初に降りられる!→岡山行き普通列車の座席を確保。
(相生~岡山の所要時間は70分弱ある、この区間では座席を確保したい!)

姫路~相生は、20分くらいなのでそこは立って移動が賢明だと思う。

とりあえず作戦に従って
イチバン後ろの車両に立ち乗り。
大量の乗客とともに普通列車に揺られる。

姫路~相生は線形がいいから、名古屋の地下鉄みたいにグラングラン揺れることはない。乗車時間も短いし、立っていてそこまで苦痛ではなかった。

作戦は成功しそうだ。

 

途中駅で乗客はほとんど降りなかった。

みんな岡山まで行くのだろうか・・・?

相生1分乗り換えで座席を確保!

右側に新幹線の高架を見ながら、普通列車は相生駅に到着。

速度を落としていく普通列車のドア窓から、向かい側ホームの普通列車を確認。

国鉄型、黄色の113系、いつものやつだ。

お出口は、右側です。ドアから手を離してお待ちください・・・

113系の車内、先客はいるもののまだ座席には空きがある。

 

11:27 普通 岡山行き

ドアが開いた、急いでない風を装いつつ、急ぐ

そして車内へ。

窓側は空いていないが、通路側の座席が空いている!

 

先に乗っていた乗客に断って,隣の座席に着席。

 

これにて作戦成功。岡山まで座っていける。

相生から岡山までは、この普通列車で1時間以上かかる。

姫路~相生は立って移動でも大丈夫だけど、
相生~岡山は長時間になるので、できるなら座って移動したい。

そんな心持ちでこの作戦を実行した。

 

車内はかなりの混雑。

18きっぷシーズンだけ、車内に立ち客が出るほどの混雑。

岡山までは1時間少々で到着する。

 

岡山到着は12:38。2番線に入る。

四国方面へは、この先マリンライナーへ乗り換える。
最速移動には4分での乗り換えになるが・・・大丈夫だろうか?

まとめ:5時間50分ほどで岡山へ

朝7時前に名古屋を出発してから、5時間50分かけて岡山までやってきた。

ちなみに新幹線だと名古屋→岡山で2時間弱。

あれ?結構早いのでは・・・?

鉄道好きなら半日くらい電車に乗るのはなんてことはない。

2,380円(18きっぷ1回分の料金)で名古屋~岡山まで移動できるのは、ありがたいことだと思わなければ!

 

以上で前編はおわり。

後編では岡山から四国へ。「快速マリンライナー」と「快速サンポート南風リレー号」を乗り継いで、はるか遠く(?)の松山を目指す。

参考:姫路~岡山区間「赤穂線」

[1] 姫路~岡山の区間、混雑を回避するなら「赤穂線」の利用もおすすめ。

姫路からそのまま普通列車で播州赤穂まで行き、そこから岡山行きの列車に乗り換える。

山陽本線より海沿いを走る赤穂線

路線図引用:駅すぱあとfor Web

時間は余分にかかるし本数も少ないけど、相生から先の区間では確実に座れる。

天気の良い日は、穏やかな瀬戸内海も見えてのんびり電車旅を楽しめる。

参考2:姫路~岡山区間「新幹線ワープ」

[2] 相生~岡山区間は、山陽新幹線の利用もおすすめ。

(今回の旅では目的に反するため使わなかった・・・)

相生~岡山は効果的なワープ区間として有名。僕も昨年の冬は新幹線でワープした。

【18きっぷ旅】名古屋から松山へ大移動|18きっぷフル活用旅【前編】
以前から計画を立てていた「18きっぷ帰省」。名古屋から松山まで青春18きっぷを使って、ほとんどの区間を鈍行で移動するという旅です。今回の記事はその【前編】。まずは名古屋から兵庫県の相生駅まで移動しました!移動中には「大垣ダッシュ」や長時間乗車など今までにない経験をたくさんできました。

相生と岡山は新幹線だと隣駅。
自由席の場合は「特定特急料金」が適用されるので、
乗車券+特急券でも2,110円で移動できる。

長距離移動の場合は、こういうところで時間と体力を節約するのは賢明だと思われる。

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「タケのじててつログ」の運営者。旅をするのが好き。手段は主に自転車・鉄道。PENTAX一眼レフユーザー。工学部で電気のことを勉強する理系大学生。

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